モノにしたいから
(中略)
惚れたものしか書かない私だが、同時に、モノにできると確信が持てるものしか書かない
(中略)
その人物をモノにするために書くという私の考え方からすれば、
彼(ダヴィンチ)を完全に理解し、それによって精神的にしても
彼の一生を追体験できるという自信がなければ、とうていできることではない。
塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)238p,243p
塩野七生
創作の動機は?
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