カリスマ性とはなんであろう。
私には、それが、愛情と言い換えてもよい、
官能的なまでの感情であるような気がしてならない。
ひっきょう、男の集団を動かす原動力は、
官能的なまでの、この不合理によるのではないだろうか。
これが、女だけの集団が力をもちえない原因につながる。

塩野七生『男の肖像』(文藝春秋,1992)82p
塩野七生

塩野七生 701

生 1937年7月7日
日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。...-ウィキペディア


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