「ワインと車と、色のいろいろ」
私なんかはワインのいい悪いって、
そんなに神経質になるような問題じゃないと思うの。
飲むときの空気、ヨットの上で飲んだとかね、つまり潮風の香りとか、
いろいろな要素がはいって、おいしいとね、感じる‥‥‥。
塩野七生 五木寛之『おとな二人の午後』(角川書店,2003)228p
塩野七生