歴史に感心をもつことは、
自分をふくめた個々の人間の独創力に全面的な信を置かないことでもあるからだ。
言い換えれば、
「歴史は自分が創る」とは思わず、「歴史は人間たちが創る」と思う立場である。

塩野七生 『ローマ人の物語19 悪名高き皇帝たち [三]』(新潮文庫,2005)38p
塩野七生

塩野七生 701

生 1937年7月7日
日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。...-ウィキペディア


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