慎重であるよりは、果敢であるほうがよいと、断言する。
なぜなら、運命の神は女神なのだから、
彼女に対して主導権を得ようと思うなら、乱暴にあつかうことが必要なのだ。
運命は、冷たいほど冷静に対してくる者よりも、
征服したいという欲望を露わにしてくる者のほうに、なびくようである。
要するに、運命は女に似て若者の友である。若者は、思慮に富んでいないがために
後々のことなど考えず、より激しく、より大胆に、女を支配するからである。
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