歓待とは、客人が無意識下で望んでいたものを提供することである。
ただし、それだけでは充分でない。客人は満足しても、いつかは飽きるからだ。
ゆえに、客人が無意識下で望んでいたものを与えつつも、
同時に思いもしなかったものを提供することで、それにプラス・アルファする必要がある。

塩野七生 『ローマ人物語13 ユリウス・カエサル ルビコン以後 [下]』(新潮文庫,2004)154p
塩野七生

塩野七生 701

生 1937年7月7日
日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。...-ウィキペディア


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