歓待とは、客人が無意識下で望んでいたものを提供することである。
ただし、それだけでは充分でない。客人は満足しても、いつかは飽きるからだ。
ゆえに、客人が無意識下で望んでいたものを与えつつも、
同時に思いもしなかったものを提供することで、それにプラス・アルファする必要がある。
ローマ人の物語 (392) ユリウス・カエサル/ルビコン以後 (33) |