0 コメント数 シェア あやつ…ラギアクルス亜種との出会いは、真剣勝負そのものだった。あの日、わしは別の獲物を追っていた。そして偶然、あやつに出会ってな。結局その時は、決着がつかなかった。再びあやつに挑んだが、決着はつかず…。また挑んでも、決着はつかず…。その繰り返しとなってな。ふと気づくと、わしはあやつに不思議な気持ちを抱くようになっていてな。まるで…そう、ライバルのような。もちろん、あやつがわしをどう思っていたかは分からん。そしてわしは敗れ、引退した。ただそれだけの、昔の話だよ。 2 タグ
0 コメント数 シェア うんむ?ラギアクルス亜種に、なぜ負けたかと?うむ…その理由はヤツの生態にある。わしは得意の水中で、ヤツを瀕死にまで追い込んだのだ。そして、陸に上がったヤツに、とどめを刺そうとしたのだが、凄まじい電撃が降り注ぎ、わしは敗れた。大海だけでなく、地上をも制する。それが《双界の覇者》たるゆえんだ。地上と水中両方を制するという点からは、ある意味、あのナバルデウスよりも手ごわいと言えるだろう。 2 タグ
0 コメント数 シェア 実はな…あやつに負けて、悔しさもあるが、スッキリしておるのだ。わしが唯一完敗した相手、それがあやつ…ライバルであったからな。それに、ハンターを引退したおかげで、村長の仕事に専念することもできたしな!カッハハハハ! 2 タグ
0 コメント数 シェア モガの村の村長 「…ん? いったいどうした。 避難の準備ならすぐにできるぞ。もう少し…」 …な、何?お前さん、いま何と言った?あれを…。あの大海龍を、狩りに行くだと?バカな。少数のハンターによる狩りを旨とするギルドが、例外的な大戦力を投入するほどの相手なのだぞ!いくらお前さんでも、今度ばかりは無茶だ。あれを1人で狩るなど、どうしたところで……なに、1人ではないと?ここへ来てから、1人で狩りをしたことなど一度もなかったとな?……………く、カッハハハハハハ!なるほど、さすがはお前さんだ。並のハンターとは、言うことが違いおる!狩りを行うのに欠かせないキャンプの設営、大海龍の棲む洞穴へ行き来するための船に、支給品の配達…。確かに、お前さんは1人ではない。お前さんが武器を握るとき、その後ろには必ずお前さんを信じて待つ仲間がおる。そうだ!どんな苦境に立たされようと、希望と誇りを捨てぬのが我ら海の民の身上!悩みなど笑い声で吹き飛ばせばよいと言ったこのわしが、危うく悩みごとに飲み込まれてしまうところであった。一番大切なことを、今になってお前さんから教わろうとはな!村の者には、わしから何もかもを話しておくことにしよう。勝算の見出せる作戦がないか知恵を出し合ってみるぞ。狩りの準備に必要な者だけを残して、避難も進めねばならん。さぁて、忙しくなるわい! 大海龍を狩って、モガの村を救いたいという主人公に対して 2 タグ