つきのふね 2

日本の小説。作者は森 絵都。

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このごとあたしは人間ってものにくたびれてしまって、
人間をやってるのにも人間づきあいにも疲れてしまって、
なんだかしみじみと、植物がうらやましい

『つきのふね』冒頭

人より壊れやすい心に
うまれついた人間は、
それでも生きていくだけの強さも
同時にうまれもってるもんなんだよ