バールーフ・デ・スピノザの名言

バールーフ・デ・スピノザ名言数 10

1632年11月24日 - 1677年2月21日
オランダの哲学者である。ラテン語名ベネディクトゥス・デ・スピノザ（Benedictus De Spinoza）でも知られる。デカルト、ライプニッツと並ぶ17世紀近世合理主義哲学者として知られ、その哲学体系は代表的な汎神論と考えられてきた。また、カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルらドイツ観念論やマルクス...-ウィキペディア

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情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、
たちまち情念たることをやめる

「エチカ」より

ひとつのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれかでもなかったりすることがある。
たとえば、庵が苦は憂うつな人には善であるが、喪に服している人には悪であり。
耳の聞こえない人にとっては、善でもなく悪でもないものである。

「エチカ」より

自卑は、人間が自己を他人の人々よりも劣ると信じる謬見から生ずる悲しみである。

「エチカ」より

すべて存在するものは神の裡にあり、神なくしては何者も存在しえず、また理解もされない

「エチカ」より

神を畏れるは知識の始めである。

「エチカ」より

人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない

「エチカ」より

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すべて高貴なものは、稀であるとともに困難である

「エチカ」より

賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある

「エチカ」より

ある行為を後悔する者は、二重に不幸あるいは無能である。
最初に邪悪な欲望によって、ついで悲しみによって征服される者だからである。

「エチカ」より

平和とは戦争が無い状態ではない。
平和とは、美徳であり、心の状態であり、
慈愛、自信、正義を求める心持ちである。

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