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ファッション学は哲学だ。

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P1

衣装をつけた人間は「裸のサル」だ

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P113

    masayaは、よく施設内を裸でうろついていました
    目をそむけたりすると、
    「いやらしいと思うのは、お前がいやらしいからだ」
    と詰られます - masaya

モードは、言語化されてはじめて意味をもつ

モードは、価値の体系の表象である

『二十世紀モード事典』
『パリ――十九世紀の首都』

モードは、物神(フェティッシュ)としての商品が崇拝される際に従うべき儀式を規定する

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P108
『パリ――十九世紀の首都』

新しきものは、商品の使用価値からは独立した質である。
それは、集団的無意識が生み出すイメージにとっては
譲り渡すことのできない仮象の輝きの根源であり、虚偽意識の精髄である。
この虚偽意識の飽くことなき女性エイジェントが、モードである。

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P108
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モードは、アクチュアルなものが<かつて>という錯綜した藪の中のどこを動きまわっていようとも、
それを嗅ぎつけるのだ。
モードとは、過ぎ去ったものへの虎の跳躍である

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P109