0 コメント数 シェア 本村洋に対して 君は、この職場にいる限り、私の部下だ。その間は、私は君を守ることができる。裁判は、いつか終わる。一生かかるわけじゃない。その先をどうやって生きていくんだ。君が辞めた瞬間から、私は君を守れなくなる。新日鐵という会社には、君を置いておくだけのキャパシティはある。勤務地もいろいろある。亡くなった奥さんも、ご両親も、君が仕事をつづけながら裁判を見守っていくことを望んでおられるんじゃないのか 門田隆将『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』(新潮者,2008)P92 8 タグ
0 コメント数 シェア 本村洋に対して この職場で働くのが嫌なのであれば、辞めてもいい。君は特別な経験をした。社会に対して訴えたいこともあるだろう。でも、君は社会人として発言していってくれ。労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。君は、社会人たりなさい 門田隆将『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』(新潮者,2008)P92 9 タグ