水滸伝 (漫画) 10

横山光輝の漫画。1967年から1971年にかけて潮出版社の『希望ライフ』および『希望の友』に連載された。...-ウィキペディア

  • 10件を表示
「囚人旅」
宋江
親分たちに対して

人間 落ち目になると人の心がよくわかると申すが‥‥‥
あなたたちのお言葉うれしゅうござる

横山光輝『水滸伝 2 風雲!!梁山泊の巻』(潮出版社,2002)268p
「宋江受難」
張順
水中で呼吸ができなかった鉄牛に対して

フフ 空気の うまさがわかったか

横山光輝『水滸伝 2 風雲!!梁山泊の巻』(潮出版社,2002)289p
「三巻の天書」
宋江

静かな水面に小石を投げるようなマネはよしましょう

横山光輝『水滸伝 3 好漢危機一髪の巻』(潮出版社,2002)54p
「おたずね者黒旋風」
李逵(鉄牛)

俺だって木のまたから生まれたんじゃねえ 親はいるんだ

横山光輝『水滸伝 3 好漢危機一髪の巻』(潮出版社,2002)92p
「おたずね者黒旋風」
李逵(鉄牛)
人食い虎に対して

おお‥おっかあを食っちまったのか
俺が今から親孝行をしようと思ったおっかあを食っちまったのか

横山光輝『水滸伝 3 好漢危機一髪の巻』(潮出版社,2002)118p
「呼延灼青州に向かう」

戦いというものには駆け引きがある 駆け引きに勝ったほうが勝利を得るのだ

横山光輝『水滸伝 5 謎の秘密軍団の巻』(潮出版社,2002)59p
広告
「おとずれた不幸」
晁蓋(ちょうがい)

戦いが長びくということは相手によけい自信をうえつけ野心をつのらせる

横山光輝『水滸伝 5 謎の秘密軍団の巻』(潮出版社,2002)197p
水滸外伝「八臂那咤項充(はっぴなたこうじゅう)の巻」
梁山泊の豪傑

今の世は悪が栄える世の中でござる
わいろを贈る者は出世し そのわいろの金を造りだすため
地主も役人も なんの力ももたぬ貧乏人からしぼりとる
我々 梁山泊の人間は そんな世の中を憂えている者の集まりでござる

横山光輝『水滸伝 5 謎の秘密軍団の巻』(潮出版社,2002)342p
「北京(ほっけい)攻略」
梁山泊の豪傑

人間 偽りの生活で一生終わるより真実で生きたほうが価値がござる

横山光輝『水滸伝 6 大宋国 平定の巻』(潮出版社,2002)33p
水滸外伝「行社武松(ぎょうじゃぶしょう)の巻」

かりにも万民の模範となるべき おえらい人たちが
いち金持ちの言いなりになって国が治まるのかい

横山光輝『水滸伝 6 大宋国 平定の巻』(潮出版社,2002)313p