牧野オサム 命 2

海軍大尉。二十三歳。

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小林よりのり責任編集『国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖国の言乃葉100選』(産経新聞出版,2010)80p

人生わずか五十年とは昔の人の言う言葉、
今の世の我等二十年にしてすでに一生と言い、
それ以上をオツリと言う。
まして有三年も永生きすればゼイタクの限りなり。
いささか惜しまず、笑って南溟の果てに散る。

【昭和五十一年三月靖国神社社頭掲示】
人生わづか五十年とは昔の人の言ふ言葉、
今の世の我等二十年にしてすでに一生と言ひ、
それ以上をオツリと言ふ。
まして有三年も永生きせしはゼイタクの限りなり。
いささか惜しまず、笑つて南溟の果てに散る。
小林よりのり責任編集『国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖国の言乃葉100選』(産経新聞出版,2010)81p

出撃の朝
散歩に行くような、小学校の頃遠足に行くような気持なり。
〇三〇〇朝めし。すしを食った。
あと三時間か四時間で死ぬとは思えない。皆元気なり。

【昭和五十一年三月靖国神社社頭掲示】
出撃の朝
散歩に行くやうな、小学校の頃遠足に行くやうな気持なり。
〇三〇〇朝めし。すしを食つた。
あと三時間か四時間で死ぬとは思へぬ。皆元気なり。