2 コメント数 シェア 男も惚れる口説き文句 お前「で」じゃなく お前「が」いいんだよ 全日本プロレスのトップレスラーだった三沢が、新しいタッグパートナーとして白羽の矢を立てたのが、当時ジュニアヘビー級の中堅選手に過ぎなかった小川良成だった。ヘビー級のトップレスラーが、ジュニアヘビー級の選手とタッグを結成してタイトル戦線に挑むことなど、「体が大きいほどいいレスラー」と考えるジャイアント馬場の全日本プロレスでは、それまで考えられなかった。しかし三沢はそんな慣例に構わず、小川を口説きにかかる。小川にとって、三沢はプロレス入門時からの憧れの人であり、今や押しも押されぬトップレスラー。そんな三沢からの誘いに感激しながらも、躊躇する小川。「本当に俺でいいんですか?」と恐る恐る尋ねたとき、三沢が答えたのがこの名言。小川は「この人に着いて行こう」と心に決めたという。その後、2人のコンビはタッグ王座を獲得。三沢が全日本を離れて設立したプロレスリング・ノアでも、2人のタッグは健在で、ここでもタッグ王座を獲得した。さらに、ジュニアヘビー級の選手だった小川が、なんとノアの最高峰、GHCヘビー級シングル王座を獲得。小川は階級を超えてトップレスラーの一人として大躍進を遂げたのである。 1 タグ えっへんエリクシール - 銘無き石碑 2019-04-19 14:39:09 UTC ありがとう この言葉を忘れない - 銘無き石碑 2022-01-11 16:37:46 UTC