2 コメント数 シェア 奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢を始める。どちらの鎖が光っていて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じ鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。 6 タグ それも適応能力と申せますか?その境遇に慣れる前の状態が気になりもします。どんな場であれ、学ぶことは沢山あると信じたいです。 - 銘無き石碑 2010-08-27 04:53:04 UTC どんな組織でも下位層は奴隷同然で、上位層は支配者側になります。組織を引っ張るトップは、奴隷の意識を持っていない。奴隷から脱却する道として、組織を統率するトップを目指すといいのではないか。 - 銘無き石碑 2021-06-17 04:40:07 UTC
1 コメント数 シェア 過去の奴隷は、自由人たちが軍事力によって征服され、やむなく奴隷になったものだった。彼らは、一部の特権奴隷を除けば、奴隷になっても決してその精神まで譲り渡すことはなかった。その血族の誇りや、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、肥え太った主人を血祭りにあげた。ところが現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着て、足や首に鎖を巻き付ける。そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷の多くは、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。 6 タグ 限界はこれだよと教われば、知らず知らず限界を守る。限界を定めず、抑圧したなら力がでる。どちらが良いかなんて選べそうもない。 - 銘無き石碑 2010-08-27 04:44:53 UTC