名言・語録一覧
企業は存在することが社会にとって有益なのかどうかを
世間大衆から問われていますが、それに答えるものが経営理念です。
つまり、経営者は他から問われると問われざるとにかかわらず、
この会社は何のために存在しているのか
そしてこの会社をどういう方向に進め、どのような姿にしていくのかという
企業のあり方について、みずからに問い、みずから答えるものを持たなくてはならない。
言い換えれば、確固たる経営理念を持たなくてはならないということです。
(earth-words.net)
商売であがった利益は、
法律上は個人のものであるけれど、しかし実質的には社会の共有財産である。
したがってその一部は自分の良識で使うことが許されるけれども、
大部分は社会から預かった金である。
財産があることは、それでさらに事業をしなければならん。
ぼくが奉公している時分に一人前になるためには、
小便が赤くなるくらいにならないとあかんのや
そういうことを二、三べん経てこないことには、
一人前の商売人になれんぞということを、親方から聞いた。
どういうことかというと、商売で、心配で心配でたまらん、
もう明日にでも自殺しようかという所まで追い込まれたら、小便が赤くなるという。
そういうようなことをしてきて初めて一人前の商売人になる。
だから尋ねるんやが、あなた、儲からん儲からん言うけど、小便赤くなったことあるか?
素直な心で見るということがきわめて大事だ。
そうすれば、事をやっていいか悪いかの
判断というものは、おのずとついてくる。
「自分の行う販売がなければ、社会は運転しない」
という自信をもつことであり
「それだけの大きな責任を感ぜよ」
ということが しっかりした商売ができるかどうかの基本になりますな。
いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。
それがムダかどうかは、あなた自身で考えなさい。
これはムダなことかどうか、一つひとつ検討しなさい。
必ずムダなことをやっているに違いない。
窮状に陥っても悲観しないことです。
(戦争で)自分は財産が一瞬にして無くなったことがありました。
しかも莫大な個人負債ができたんです。
普通は首でも吊ってしまわなければならないほどの困難な状態ですわ。
しかしこれでも死んでいる人よりましや、
弾に当たって死んだ人もたくさんあることを思えば
ぼくは恵まれてる、こんなに恵まれている自分は幸せや、ありがたいことや、
そう思ったら悲観することはない。
それで歓喜をもってこの困難に取り組んでいこうと考えてやってきたと思うんですよ。
(※僥倖/ぎょうこう…偶然に得た幸運のこと)