アルフレッド・テニスン 52

1809年8月6日 - 1892年10月6日
ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人。美しい措辞と韻律を持ち、日本でも愛読された。...-ウィキペディア

その寿命こそ万人にとって最も相応しいものなのに?

当然生命を終わるべき天与の寿命を
越えようなどと、一体どうして望むのでしょうか、

凍りついた蕾を開かせて
すがすがしい喉いっぱいに歌ってみたい私なのに。

この世の花なるわが友を奪い去った今日の日よ。

君は遠くにあって、しかもいつも近き存在、

君の声に囲まれてこそ、わが生活は順調なのだ。

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祈りによって この世が考えているより、
もっと多くの事柄が成就されるのだ。

それゆえ、お前の声を
夜昼となく噴水のように上げてほしいのだ。

私はどこへ行けばよいのでしょう?
私の額や眼をどこに隠したらよいのでしょう?

そして私は最後の者として仲間もなく旅立ちます。

日々、そして歳月も、私のまわりで闇となります。
見知らぬ人々、初めての人々、考えの違う人々の間で

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古き秩序はうつろい、新しき秩序に譲るのだ。

だが、人間は義務遂行に二度は失敗するかも知れぬが
三度目はうまくいくだろう。

お前はその本性と名声を裏切って、
真実の答えをしていないのだ。

人生の朝に一人で歌っている。

華やかな季節を生きる万物のように、また、和やかな恵み
深い季節にふさわしく生きられないのか?

鳴り飛ばせ、昔ながらの邪な腐敗を。

鳴って迎え入れよ、久遠に続く平和を。

鳴り飛ばせ、この世の虚偽を、鳴って迎えよ、真実を。

鳴り飛ばせ、貧富の確執を、
鳴って迎え入れよ、人類全体の救済を。

鳴って迎えよ、更に品格ある生活様式を、
また、よりよき習慣を、より高潔な法律を。

鳴り飛ばせ、人の心を狭くする金欲を。
鳴り飛ばせ、いにしえの幾多の戦争を、

鳴って迎え入れよ、善を愛する大衆の心を。

Theirs not to reason why, Theirs but to do and die.

彼らには、「なぜ」という問いは許されない
彼らには、唯、死あるのみ

『軽騎兵突撃』より。戦場の兵士は「人間」であることすら許されない。
A lie that is half-truth is the darkest of all lies.

半分真実の混じった嘘は、あらゆる嘘の中で最も悪い。