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うち振れば秋口の風を断りて響るわれに愛しき寿の杖は

(杖は身を支えるものだが、
思い切り振ったときの、風を切る音。
もう手放すことはできない杖なのだ。)
木俣修 2

日本の歌人。 宮内庁御用掛として昭和天皇の和歌指導も行った。