湾岸ミッドナイト

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ケイ 友達はいるかい? 
いっぱいいるヨ 
パパもいっぱいいるヨ いい友達も悪い友達もね
えーーーー おかしいヨ なんで悪いヒトと友達なのォ?
じゃあケイは 悪いヒトとは 友達にはなれないのかい? 
パパはその人が好きだから友達になるんだ 
いいヒトとか悪いヒトとか関係ないナ 
オヤジーーー 
そんなむつかしいコト チビのオレにわかるワケないだろ

湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア

今夜でなければダメなんだ
同じ夜は・・もう二度と やってこない

湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア


    君に会いたい。 - 銘無き石碑

    君への愛情は枯れた - 銘無き石碑

もしこの33Rが客の車ならどーする?
大金かけて直せと言えるか?
直ればそれは300㎞でまっすぐ走れるのか?
一度大ダメージを受けた車体で
何が起きるかわからないそのスピード領域で
一瞬の迷いもなく踏めると客に言えるか?
そりゃあそんな車を操れる奴もいる
あのS30Zの彼や、もちろんブラックバードも
さらに高木のような天才職人の手が入れば、新車よりも良くなるコトもあるだろう。
が、それは普通の客には薦められない。
金額的にも客の運転レベルにも
そしてどうしても消せないリスキーさも。
この33Rは終わった。
プロならはっきりと認めろヤマ。
うんと後悔しろ。後悔して後悔して、そして絶対に忘れるナ。
幾日も徹夜を重ねて、果てしないトライ&エラーのセッティングを繰り返した。
宝石のような最高のマシンが、あっという間にゴミになっちまう、
忘れちまうわけにはいかないんだ…
──それがチューニングカーなんだ

湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア


    やっぱりプロの職人はプロなんだなぁ
    - あ

今夜でなければダメなんだ
同じ夜はもう2度とやってこない

湾岸ミッドナイト7巻197P
湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア


    君は焦っている。焦らなくてもいいのに。 - 銘無き石碑

    君が呼ぶなら、私は駆けつけよう。 - 銘無き石碑

この33Rは終わった。
プロならはっきりと認めろヤマ。
うんと後悔しろ。後悔して後悔して、そして絶対に忘れるナ。
幾日も徹夜を重ねて、果てしないトライ&エラーのセッティングを繰り返した。
宝石のような最高のマシンが、あっという間にゴミになっちまう、
忘れちまうわけにはいかないんだ…
──それがチューニングカーなんだ

湾岸ミッドナイト11巻46P
湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア


    君の自滅を予見しているのだろうか?自業自得だね。 - 銘無き石碑

    チューニングなんだがかっこいい
    - あ

    ↑1つ上のコメは失言だ。 - 銘無き石碑
やっぱり32Rはいいナ
 心情的にも特別な車だ
  惹かれる

やっぱり32Rはいいナ
 心情的にも特別な車だ
  惹かれる
だが実戦ではやはり33Rだ
新しい34Rが出た今でも
ワケしり顔がこざかしい理屈で33Rを評価する
32Rより伸びたホイールベース
大きくなったボディ
  ピュアに走りを追求していないと
「わらわせるぜ 何も見えてないくせに」
その時
 その領域を共にした者だけが
  33R
   この本質を知るんだ
大きくなったボディや伸びたホイールベースは
 たしかにコーナーでのダルさや車との一体感を欠く
だがそれは低荷重でのハナシだ
大きなボディは空力を優先し200km/hからキク
 長いホイールベースは超高速域で急激な変化を押さえ込み
  信じられない一体感安定感を出す
結果恐ろしい速さで
 右に左に舞える
そしていちばん大事なコト
 33Rは真っすぐ走ろうとするんだ
その領域を知らない者達はカルく言う
最高速なんて真っすぐでしょ
 ただアクセルベタ踏みでしょ
車はまっすぐ走らない
 その領域で真っすぐ走る車は
  世界中ドコにもないんだ
そして公道300km/hを出すというコトは
 必然的に250km/h級のコーナーリングを
  繰り返していくコトなんだ

湾岸ミッドナイト 9

楠みちはるによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)および『週...-ウィキペディア

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