長所や短所というものは絶対的なものではない。
学問がある、また身体も頑健である、
これは常識的に考えれば長所と考えられる。
しかし、
それを過信して失敗すれば、結果として短所となってします。
学問がない、体が弱い、これも常識的には短所と考えられている。
けれども、
私の場合にはそのことが幸いして、成功できた。とすれば、
それはむしろ長所であったと言えなくもない。
松下幸之助