人間、本当に生きようと思って、
実際にその生きることに情熱を感じて仕事をしていれば、
金というものは付随的についてくるものです。
金をもうけることを目的としている守銭奴、ないしは利殖家、
そういうものは別として、普通の最大多数の人間の生活では、
金は従属的なものであって、主体性はないものである。

「山本周五郎全集」より
山本周五郎

山本周五郎 12

1903年 - 1967年
日本の小説家。本名、清水 三十六(しみず さとむ)。...-ウィキペディア


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