推理物(こーゆーの)書(描)く人ってさ
解決した事件の数だけ探偵が恨みを買ってるかもしれないなんて
考えた事あるのかな…
ご都合主義の小説と現実は違う。無邪気に「推理ごっこ」に興じているうちに、社会の闇に落ちてしまうこともある。偏見と悪意に満ちた人々の刺すようなまなざし。現実は過酷で容赦無い。だが、そこから目を背けて逃げ出すことは許されない。少年はどう乗り越えていくのか。大人への階段を登るために。
漫画『爺さんと僕の事件帖』 (7) 『爺さんと僕の事件帖』 (4) 中寺逸実(爺さんと僕の事件帖 (3) |