お客さんといっしょに笑っているつもりです
上方の爆笑王と呼ばれた桂枝雀。
いつも客席を笑いの渦に引き込める抑揚、間、口調はとても見事なものであった。
そして枝雀の芸は人をむりやりに笑わせる感じが無かった。
なぜなら自分自身が第一番の客であり、
自分自身に新鮮な動きを求めていた。
その証拠に、自分が思わず発したアドリブに思わず噴出すなどで笑いを取ってしまうこともあった。
人を笑わせるのではなく、
一緒に笑うというその姿勢が、
枝雀を当世一代の爆笑王にしたのだろう。
いつも客席を笑いの渦に引き込める抑揚、間、口調はとても見事なものであった。
そして枝雀の芸は人をむりやりに笑わせる感じが無かった。
なぜなら自分自身が第一番の客であり、
自分自身に新鮮な動きを求めていた。
その証拠に、自分が思わず発したアドリブに思わず噴出すなどで笑いを取ってしまうこともあった。
人を笑わせるのではなく、
一緒に笑うというその姿勢が、
枝雀を当世一代の爆笑王にしたのだろう。
桂枝雀
と言って、笑われているつもりはありません。