混沌が満ちる時には、
真のヴィルトゥ(virtu)をそなえた人物が活躍する。
とはいえ、太平の時にあっては、
財の豊かな者や家柄に支えられた者が、
世の春を謳歌することになるのが宿命である。
真に優れた人物は、平時には相応しい評価を与えられないのが普通なのである。
美徳、人格、器、力量、などと訳されるが、
訳者によってどう解釈するかは異なっている。
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