人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、
金を貸すことによってたやすく友を失う

「パレルガとパラリポーメナ」より
アルトゥル・ショーペンハウアー

アルトゥル・ショーペンハウアー 91

1788年2月22日 - 1860年9月21日
ドイツの哲学者。主著は『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wille und Vorstellung 1819年)。 仏教精神そのものといえる思想と、インド哲学の精髄を明晰に語り尽くした思想家であり、その哲学は多くの哲学者...-ウィキペディア


寄せられたコメント(5)


    自分には当てはまらないと、友人に金を貸したが、その結果はショーペンハウエル先生の言う通りとなりました。 - 銘無き石碑

    例えば、友人であっても恋人を奪ったり家族を殺したりすると当然に友情は崩壊する。 そして金というものは恋人を養い、家族を生かすために必須のものでありその減少はつまるところ恋人とのつながりを弱め、家族を苦しめることになる。 その金の消費は納得の行く対価をもらって初めて上記因果を克服するものであるが、そのような対価を払わずにいたのであれば、それは恋人を奪い、家族を傷付けることに等しい。 そうであるからして、金を貸すことで友情というものは崩壊してしまうのである。 - オトコン

    分かってよかったじゃないか。 - 銘無き石碑

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