恩恵を受けたという記憶ほど、あてにならないものはない。
だから、恩をほどこしてやった人間よりも、
きみを裏切ることなど考えもできない人物のほうを、きみはあてにすべきである。
人は恩恵を受けた人に対してよりは、
敵にしては損と思う人物のほうに、忠誠を守るものだからだ。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)140p
フランチェスコ・グイチャルディーニ
フランチェスコ・グイチャルディーニ 18
1483年3月6日 - 1540年5月22日
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardini, 1483年3月6日 - 1540年5月22日)はルネサンス時代のイタリアのフィレンツェ共和国の歴史家、政治家。...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。