『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
恩恵を受けたという記憶ほど、あてにならないものはない。
だから、恩をほどこしてやった人間よりも、
きみを裏切ることなど考えもできない人物のほうを、きみはあてにすべきである。
人は恩恵を受けた人に対してよりは、
敵にしては損と思う人物のほうに、忠誠を守るものだからだ。
処世術 (24) 塩野七生 (255) サイレント・マイノリティ (96) 清水弘文堂書房 (18) 永井三明 (18) |