旅行記を書いてしまうと、何世代も積み重なった歴史を持つ小アジアを一回で書くことになる。でも、もしも書かなければ、私の頭の中の引き出しは何にも縛られることなく自由なままです。 必要なものだけを取り出すためには、形として出来上がっていては具合が悪いんです。 新潮社編 『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』(新潮文庫,2011)334p 塩野七生 ローマ人の物語 (392) 塩野七生 701 生 1937年7月7日日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。...-ウィキペディア
でも、もしも書かなければ、私の頭の中の引き出しは何にも縛られることなく自由なままです。