Poor naked wretches, whereso'er you are,
That bide the pelting of this pitiless storm,
How shall your houseless heads and unfed sides,
Your loop'd and window'd raggedness, defend you
From seasons such as these? O, I have ta'en
Too little care of this! Take physic, pomp;
Expose thyself to feel what wretches feel,
That thou mayst shake the superflux to them,
And show the heavens more just.
まる裸の哀れな者たちよ、どこにいるにせよ、
打ちつける無慈悲な嵐に耐え、
頭には被るものなく、すきっ腹を抱え、
穴だらけのボロをまとっておるそなた達は、
この日々をいかにして凌いでおるのか?
ああ、わしはこのようなこと、今の今までちっとも気がつかなんだ!
驕り高ぶる者どもよ、これを薬とするがいい。
貧しき者たちの苦しみを、自らとくと味わってみるがいい。
さすれば貴様らも、余分なものを彼らに施し、
天の正義を示さずにはおられまい。

(『リア王』第三幕第四場)
ウィリアム・シェイクスピア

ウィリアム・シェイクスピア 519

1564年4月26日 - 1616年4月23日
イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている...-ウィキペディア


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