技術社会の進展が、技術の自己目的による
オートマティックな一人歩きをはじめる傾向に対抗して、
国家はこのような自己内部の技術社会のオートマティズムを制御するために、
イデオロギーを強化せねばならぬ傾向にある。
社会主義インターナショナルは単に多数民族、強力民族が少数民族をみずからの手中におさめるための口実として使われているにすぎない。
三島由紀夫