幾十万のすぐれた人々は、なるほど、そのようなものがなくても、
理性的に、賢明に生きてゆけるとしても、
しかし、他の幾百万の人々にはまったく欠くことのできないような、
その時々の生活様式が一般生活に対してもっているものこそ、
国家にとっては国家原理であり、
その時々の宗教にとっては教義なのだ。
この信仰内容が絶対的な権威をもっているということが、
あらゆる効力の基礎であるのだ。
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