人物一覧
占領期を除き戦後最大の失業に喘ぎ自殺者が後を絶たず青少年の暴力事件と不登校が極点に達した今日、必要なのは「この命なんぼのものゾ」という気概と、五五年体制と冷戦体制に呪縛された貧困な思考法から脱却し、己を初めすべてを洗い直す勇気を持ち、次代を担う若者からの本物の信頼を築くことではないか。
人民新聞 通巻1021号 時事短評
上品な人々は、アメリカの「正義」を「ユニラテラリズム」とか「独善主義」と呼びながら半ば肯定しているが、その本質は反民主主義に裏づけられた「暴力」そのものにほかならない。
人民新聞 通巻1121号「裸の王様を見てフリチンと言えなくなった世界」
よく「風化」という言葉が使われるが、そこには「風化」というより遙か以前の認識の問題が横たわっている。〈ヒロシマ〉〈ナガサキ〉は、体験の〈風化〉が問題なのではなく、人類史上最も非人道的な大量虐殺だったという認識上の問題なのである。
「日本への原爆投下」
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恐怖、怒り。感情に支配されたとき、人は戦いに敗れる。敵を倒さなければ…自らが…倒される。単純で明白な真実を…われわれは…認めるのが遅すぎた！
長い間、我々は自衛官として自ら判断し行動することを放棄してきた。
自衛隊だから、、、じゃない。
日本人すべてが本当の意味で、選び行動することをしないできたんだ。
なぜだと思う？
負けたからだよ。
私たちは、あの敗戦からの自由を奪われたまま
それを当然のごとく受け入れ生きてきた。
責任逃れの言い訳を口にしながらね。
私はこの戦争に勝ちたい。
しかしそれは私が日本人だからじゃない。
選択し行動する自由は敗者にはない。
勝者だけが行使できる権利だとようやくわかったからだ。
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