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善はつねに悪が混じっている。
極端な善は悪となる。
極端な悪は何らの善にもならない。
「日本永大蔵」より
富貴は悪を隠し貧は恥をあらはすなり
「日本永代蔵」より
一生一大事、身を過ぐるの業、
士農工商の外、出家、神職にかぎらず、始末大明神の御託言にまかせ、
金銀を溜むべし。是、二親の外に命の親なり
「日本永代蔵」より
人の家に有りたきは梅楼松楓、それより銀米銭ぞかし
「日本永代蔵」より
人若い時貯金へして年寄りての疾肝要なり。とても向へは持て行けず、なうてならぬ物は銀の世の中
「日本永代蔵」より
世に銭程、面白き物はなし
「日本永代蔵」より
一日まさりになじめば、人ほどかはいらしき者なし
「好色二代男」より
少年の心には棘がある、いい香りがする」 - 男色ブーム仕掛け人
商人職人によらず、住みなれたる所を替はることなかれ。石の上にも三年と俗言に伝へし。
「織留」より
明け暮れ男自慢、何づれ女の好ける風格。
「諸艶大鑑」より
しめやかになれば笑はせ、すばらしき男ははらませ、
初心なる人には泪こぼさせてよろこばし、
一度一度に仕懸の替はる事、うろたへたる神もだまされ給ふべし
「好色一代男」より