草加拓海(ジパング) 18

かわぐちかいじによる日本の漫画作品。2000年から2009年49号(2009年11月5日発売)にかけて講談社の『モーニング』にて連載された。 2002年には第26回講談社漫画賞一般部門を受賞。また2004年10月7日から、漫画を原作としたテレビアニメがTBSほかで放送開始されたが、全26話・漫画のストーリー途中で放送を終了した。 2012年12月には同じくモーニングで『ジパング 深蒼海流...-ウィキペディア

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私が薄汚いテロリストなら、
あなたは鎖に繋がれ、意思と自由を奪われながら、
そのことに気づきもしない哀れな負け犬だ。
あの戦後に育った者が語りそうな理屈だ。
主権と国民を守るためではなく
アメリカの利権保護の手駒としてある。
あなたたち自衛隊とはいったいなんだ?
まやかしの存在理由しか持てないまま他国に尻尾を振る軍事力。
そのことに気づきながらも困難を恐れ異議申し立てもしない。
そんな存在が負け犬以外の何かだといえるのか?

自衛隊員と帝國海軍の会話

    軍事力が強くなると戦って武器を
    試してみたくなるのが人情です。軍事力を出来るだけ持たずに平和を(不戦の状態を)維持することを日本は目指して理想をずっと体現してきたのです。勿論、自衛隊の海外派遣は憲法に違反する行為でした。ですが、戦闘の規模が小さいからこそ日本が攻められて侵略されるまでに至らないのです。本来なら軍事力を持たない弱い国は近隣のもう少し強い国には軽く見られて、攻められて滅びるのがおちでしょう。しかし、不自然極まりないでしょうが、私は戦争を予防する手段として軍事力を持たない選択肢があっていいと思います。 - 銘無き石碑

    草加少佐のおっしゃるとおり - 銘無き石碑

生きているということは知ることなのだ。

「みらい」の資料室にて未来の日本の運命を知ることに恐怖はないのかとの角松の問いにたいして

    生きること
    =死なないこと
    ≒戦争をしないこと
    =平和であること
    ↑国同士が苦労し合い協力すること
    ↑他人、他国に対して愛を持つこと
    ↑愛をもつために相手を知ること
    生きる=知るということ
    - やまなや

    戦争は…人間が滅びるまで続くさ…止めようとしても人間も動物だから「闘争心」がある。止めたくても止まらないんだよ…戦争は…なんで神様は動物に闘争心なんて与えたんだろ. - 銘無き石碑

たとえどんな状況にあっても生きる事に背を向けるべきではない。それを教えてくれたのはあなただ。

歴史を創るのは神ではない。人間だ。

万百の言葉ではなく、目の前の未来だ。

引き金を引くのは指の力ではない。己の行動に命を賭けられるか否かその思いの強さだ。


    決断できないことで、時間を浪費してきたな。 - 銘無き石碑
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言葉とは純粋な情報ではない。無駄な感情と主観が付いてまわる。君も情報を扱う通信将校なら覚えておくといい。裏切らないのは行動とその結果だよ。


    どうして裏切りがそんなに怖いのか??誰にも信用されたことがないのかなあ。 - 銘無き石碑

神ではない。人間だから変えるのだ。

神の企てか、悪魔の意思か。これが21世紀の戦闘。

四海に囲まれ独立し力に満ちたその島は間違いなく我々の眼前に存在する。それがジパングだ。

人間は生きている限り様々な事を知る。知ってしまえばそこから逃げることはできない。

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いま貴官がそこにいると確信した。ミッドウェーの海中で初めて会った時から何ひとつ変わってはいない。それが貴官の愛でるべき限界なのだ。

角松二佐、あの日から貴官も私もずいぶん長い航海をしてきた。私はあなたから新たな羅針盤を授かったのだ。不思議なことにここまでのお互いの針路は出会いの瞬間に定められていたような気がする。だがここからは、あなたと私にとって・・・不可視の航路、不可知の・・・海となる。


    わかる - 銘無き石碑

知識と情報は力だ。

本というものは便利なものだ。森羅万象、世界のすべてをこの頭の中に独占できる。

知りながら目を背ける者は知らずにいる者より罪は重い

草加少佐に賛同いたします。

手を放して「私」を生かせ