愛という名のもとに 20

1992年1月9日 - 1992年3月26日1992年(平成4年)1月9日より3月26日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系列の「木曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は鈴木保奈美。 最終回は人気を受けて、また脚本の野島伸司から「もう少し書きたいので時間を延長して欲しい」との要請もあって、当時としては異例の15分拡大版で放送された。...-ウィキペディア

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あなたたちは完璧な人間のつもりですか?
他人を学歴や、家庭環境や
そういう表面的なとこで判断して
クズだとか言って欲しくないわ

藤木貴子

俺は誰でもない 他の誰だっていいんだ
今日が昨日でも明日でも
変わんねえ
そういうつまらない人間なんだよ

塚原純

    つまらない人間とは関わりたくないなあ - 銘無き石碑

教師が女性徒犯しちまってよぉ
他人を傷つけたり
け落としたりすることでしか
自分の存在見つけらんねぇ
そんな世の中でよ 信じられんのって
仲間とかそういうもんしかねぇんじゃねーのか

神野時男

抱き寄せれば納得すると思ってるの?
私そんなバカな女じゃないわよ

藤木貴子

人間は見上げる空と
踏みつける地面
の両方を望むものだ

高月健蔵

大きな声出したって怖くないわ
大きな声出せば女は黙るとでも思ってるの?

藤木貴子
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けど、一番大切なものって
いつも、まわりから馬鹿にされるようなことなの

藤木貴子

    そうでもない - 銘無き石碑

一緒に走ろう
みんな一緒に
景色を見ながら走ろう
歩いてもいいの 立ち止まってもいいの
一つのことを
みんなでやったっていう
積み重ねが生きる支えになるから

藤木貴子

みんなが、何年か後にでていく社会って
辛い事たっくさんあるの
迷路みたいに
抜け道なんかどこにもなくて

藤木貴子

倒れそうな時
支えてくれるのって
友達しかいないと思うの

藤木貴子

今のみんなは、
高速道路を、アクセルをめーいっぱい踏んで走ってる
ブレーキを踏んだら
置いていかれるっていう不安で
どんなに眠くてもわきめもふらずに
・・・・死んじゃうわよ

藤木貴子
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だったら、君が本当の福祉をすればいい

福祉センター奥山

けど、体が傷つくのは女だけじゃない?
もし、もう妊娠できなくなったら
どうなるのよ?
ずっと残るのは女だけじゃない!

藤木貴子

男の尺度で女を見ないで
力や体力でねじふせて
その場、その場の感情だけで・・・
女は男の性のはけ口じゃないのよ!

藤木貴子

あなたの苦しい時のサインを見逃してしまった私は
教師として失格だったと思う

藤木貴子

    鎌倉高等学校偏差値67 - 鈴木保奈美 偏差値

人間は神じゃない
正義感を振りかざすのもいいが、周囲の人間にとっては
それは、時に暴力にもなる

高月健蔵

ただ、僕はこう思います
何もしないよりは
偽善者と思われた方が
人間らしいんじゃないかなって

福祉センター奥山

あいつらは、似すぎてんだよ
他人にも、自分にも厳しい
だから、お互いに安らげない

塚原純(貴子と健吾について)

自分の部屋は居心地がいいと思うけど
そこに長くいちゃいけないと思うの
いつかその部屋の鍵がなくなってしまったら
本当に出られなくなってしまうから

藤木貴子

私、婚約してたんだけどダメになっちゃったの
もちろん問題はいろいろあったんだけど
一番の原因は私なの
私が、泣いたり叫んだりして
思ってる事素直に伝えられたら
少なくとも、もっと理解し合えたんだと思う

藤木貴子