あさのあつこ 6

生 1954年9月14日日本の小説家、児童文学作家。小説『バッテリー』はのべ1000万部を超えるベストセラーを記録した他、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞などを受賞。日本児童文学者協会会員。...-ウィキペディア

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本気で言葉を使おうとするとき
相手から目を逸らしていてはだめだ。

NO.6

『おまえしかできん。
 けど、おまえならできる。

バッテリー
十三歳でも夢見れる

十三歳だから、どうだというんだ。
十三歳だって、自分の将来を夢見れる。

バッテリー
人は変われる

人は変われるものなのだろうか。
何かを得ることで、失うことで、
誰かに出会うことで、別れることで……

福音の少年
ありがとうは
さよならに似ている

ありがとうとさよならって
似ているじゃないですか。
こんな風に遠く離れて、電話だけで、
別れに似ている言葉を
伝えたりしないでください。
あたしは、あなたに
お礼も別れも告げられたくは、ないのです。

ありふれた風景画
二つの想い

今がいい。今が楽しい。
ずっとこのままでいたい。
時が、還流すればいいと思う。
流れ去っていくのではなく、
ぐるぐるとただ、巡り流れてくれればいい。
あたしたちは、いつまでも今のあたしたちだ。
突き抜けたい、遠くに、高く、
この街を突き抜けて、
今までと全然別の自分を見つけたい。
真反対にある二つのものを、
同時に手に入れる魔法ってないだろうか。

ガールズ・ブルー
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