0 コメント数 シェア 宇治川の網代木に漂う波は、どこへ消え去っていくのだろうか、ゆく方も知れないことよ 物のふの八十氏川の網代木にいさよふ波のゆく方知らずも 柿本朝臣人麻呂、近江国より上り来る時に、宇治河の辺りに至りて作る歌巻3・二六四 4 タグ
0 コメント数 シェア 春楊葛山発雲立座妹念春柳を鬘にするという名の葛城山に立つ雲のように、立っていても座っていてもあの娘を恋しく思う 春柳 葛城山に 立つ雲の立ちても居ても 妹をしそ思ふ 巻11・二四五三、人麻呂歌集 7 タグ