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ともし火の明石大門に入る日にや
漕ぎ別れなむ家のあたり見ず

巻3・二五四

ぬばたまの夜さり来れば
巻向の川音高しも嵐かも疾き

巻7・一一〇一
学徒出陣を前にした父が、大学での最後の授業を終えて、級友との無事の再会を祈って詠んだ歌。

岩代の濱松が枝を引き結び
眞幸くあらばまた還り見む

巻2・一四一