0 コメント数 シェア 『ローマ人の物語』ではセヴェルスと表記 わたしは、すべてをやった。元老院議員でもあった。弁護士もやった。執政官も務めた。大隊長もやった。将軍でもあった。そして、皇帝もやったのだ。つまりは、国家の要職はすべて経験し、しかも充分に勤めあげたという自信ならばある。だが、今になってみると、そのすべてが無駄であったようだ 塩野七生 『ローマ人の物語31 終わりの始まり [下]』(新潮文庫,2007)135p 3 タグ