0 コメント数 シェア ハンニバルとまみえる部下たちに対して 諸君は、新たなる敵と闘うとは思ってはならない。彼らは、われわれが二十三年前に打ち破った、敗者の残党だ。われわれは彼らに勝って、シチリアとサルデーニャを得た。それゆえに、対等の戦士同士の闘いではなく、勝者と敗者が再びあいまみえる闘いと思ってよい。 塩野七生 『ローマ人物語4 ハンニバル戦記 [中]』(新潮文庫,2002)51p 2 タグ
0 コメント数 シェア ミトリダテスに対して 問いかけられた側が、答えるべきである。勝者は無言でいることもできるのだ。 塩野七生 『ローマ人物語7 勝者の混迷 [下]』(新潮文庫,2002)38p 2 タグ
0 コメント数 シェア 墓碑に彫りこまれた碑文より 味方にとっては、スッラ以上に良きことをした者はなく、敵にとっては、スッラ以上に悪しきことをした者はなし 塩野七生 『ローマ人物語7 勝者の混迷 [下]』(新潮文庫,2002)79p 2 タグ