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場合によっては悪意より善意のほうが恐ろしいことがあります。悪意を持っている人は何かを損なう意志を明確に自覚している。しかし一部の『善意の人々』は自分が何かを損なう可能性を自覚していない

有川浩の図書館戦争シリーズ『図書館革命』より

    そうよ。儒教精神とか、常識とか言い出すやつは、厄介なのよ。
    こないだ確信したんだけど、私は常識がかけているのよ。 - みつおマングローブ

よその地域で消費活動を自粛されたって被災地は何も救われないんです。
ニュースを見て、「被災地がかわいそうだから、今日は私もおにぎり1個で済ますわ」
みたいなことって、何も意味がない。
被災地を救うのは同情じゃないんですよ。自粛って一歩間違うと、
「私、自粛した!」っていう自己満足で終わっちゃうことさえあると思うんです。
自粛して家の中に引っ込んでいるより、
コンビニ行ってチョコレート1枚買う方がよほど社会に貢献することになります。
チョコレート1枚分のお金がきちんと世間に回るんですから。

ただ好きな人を守りたい、
という願いがきっと一番強いのだ。
きっと、
世界を守りたいなんて思って
世界を守る人はいない。