岡田武史 18

生 1956年8月25日
岡田 武史(おかだ たけし、1956年8月25日 - )は日本の元サッカー選手、サッカー指導者。現在はFC今治運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」代表取締役、日本エンタープライズの社外取締役、城西国際大学特任教授、日本サッカー協会副会長。 選手時代のポジションはディフェンダー(センターバック)。古河電気工業サッカー部(現・ジェフユナイテッド千葉)でプレーし、サッカー日本代表として国際Aマッチ24試合に出場...-ウィキペディア

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背負わなければならないことに直面したときには、
戦う前からそれにまけてしまわないことだ。
そういう心がまえのうえに、人は全力を発揮することができるだろう

「チームワーク」というのは別に勝つためにつくるものだとは思わない。
勝つためにチームづくりをしてきた「結果」だと思う。

監督と選手は一線を引かないといけないと思う。
そうでないと、こちらが冷静な判断をできなくなってしまう。

監督は、選手に対する愛情は絶対に必要だと思う。
でも、それをうまくコントロールしないと、選手に情が移ってしまう。

監督の仕事は「チームを勝たせる」ということだから、
選手への愛情をもちつつも、感情に流されない関係を作ろうと思う。

なるべきぎりぎりのところまで精神的限界を
肉体的限界に近づけるという練習は必要なんです。

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感動というものは、何か苦しいことや目標に向かって
努力することで、はじめて「やったぁ!」と思うんじゃないかと。

優勝のために何ができるのか。日頃の体調管理や集中した練習、
そして試合でベストを尽くす。これでダメならしょうがない。

試合直後は絶対ミーティングはしません。
「ご苦労さん」と一言声をかけるだけ。
常に冷静な状況で選手と接するように心がけています。

人間として息抜きは必要だけど、
基本を忘れている選手を僕は相手にしません。

監督になって最初のミーティングは、
「この人で大丈夫なのか?」と探るような選手の視線のなかで、
「俺は今、怖いものはない。これから俺の思いどおりやるつもりだ。
それが嫌という奴は、今でていってくれ」と言ってから始めた。

97年に日本代表監督に就任した時の言葉。
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監督の仕事のいちばん重要なことというと、
「決断」することである。

勝つために、当然監督は選手を収拾選択しなければならない。


    収拾選択 ×
    取捨選択 ○ - 銘無き石碑

コーチが選手を育てるとよく言うが、
とてもおこがましいことだということがわかる。

やれることは結局、日頃のコンディションをきっちり管理し、
練習に集中して、試合でベストを尽くすことしかない。

根性論と言われるかも知れないけど、今シーズン貫いてきた、
目の前の敵に絶対負けない、最後まであきらめない姿勢が、
血となり肉となった気がしたね。

目標に向かって何かをやろうとしたら必ず耳元で囁く人がます。"そんなの無理だよ、やってどうすんだよ"。ドリームキラーと言います。ぜひドリームキラーにはならないで、夢を作る人になってもらいたいと思います

東京にて

みんな、いろんなものをドラマチックに面白く報道したがるんですよね。
真実というのは、得てして単純で面白くないもの。平凡なものなんですよ。

東京の講演にて