0 コメント数 シェア 荒鷲たちは凛烈たる高空の寒気をついて今日も爆撃行の操縦棹を握りかじかんだ手に索敵行の電鍵をうつ炭とぼしくともストーヴ スチームはなくとも何のこれしき──われらまた赤々と戦意を燃やし工具を、ペンを、鍬をしっかと握って身に迫る決戦の冬のきびしさをガッと全身で受止めよう 写真週報 第302号 昭和18年12月22日より 6 タグ
0 コメント数 シェア 闇や買出しで自分たちだけ豊かに食べたがる人たちに日本の有難さ、良さが、味わえるだろうか凍土に立ち、湿田に入り、汗と泥土にまみれて食糧増産を続ける農村の現実を食事のたびにしみじみと味わってみることだ食物のことは、それからの話にしよう 写真週報 第302号 昭和19年1月12日より 7 タグ
0 コメント数 シェア この手で造った飛行機がこの眼で送った荒鷲があの驚天の戦果をあげたのだわれらは戦場をにらんでまっしぐらに飛行機を造るのだあの荒鷲に続くのだ 写真週報 第299号 昭和18年11月24日より 5 タグ
0 コメント数 シェア 塹壕に絹夜具を持込み飯ごうに刺身を盛り長袖をひらめかせて突撃ができようか戦局は正に悽愴苛烈国内もまた戦場虚飾をなげうって決戦に一億総決起の時は今野戦の心もて貫かん我等が衣、食、住 写真週報 第279号 昭和18年7月7日より 6 タグ
0 コメント数 シェア ここに見たり大いなる国うみのあかし戦いのさなかにありて今ぞ聞く澎湃と昂まりおこる大いなるアジアの声をさなりその声アジア十億の雄叫びとなり轟然と米英の耳朶をうつ今にして彼等知るべしこぞりたつアジアの力を 写真週報 第298号 昭和18年11月17日よりこの号の特集は「アジア十億の戦力結集 大東亜会議開く」である。表紙はチャンドラ・ボーズで「大東亜の力示さん」となっている。 6 タグ