落合博満 21

生 1953年12月9日
日本の元プロ野球選手(内野手。右投右打)。2013年シーズンオフから2017年1月までは中日ドラゴンズのゼネラルマネージャー(GM)。秋田県南秋田郡若美町(現:男鹿市)出身。 選手時代は1979年から1998年にかけてロッテ・オリオンズ、中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツ(巨人)、日本ハムファイターズに在籍し、日本プロ野球史上唯一となる3度の三冠王を達成...-ウィキペディア

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長嶋さんの困った顔をこれ以上見たくなかった

志しの低い人間は、それより低い実績しかあげられない。


    その通りですね。 すごく納得できる言葉です。 - 銘無き石碑

良い時も悪い時も同じ態度で接してくれた人だけ信じられる。
そいつと長く付き合いたい。


    そうかもしれない - マングローブ

「まあ、しょうがない」と思うだけでは、
しょうがないだけの選手で終わってしまう。

一度も見たことのない選手をどう一、二軍に振り分けるんだよ。

中日ドラゴンズ監督就任後、この言葉通り一、二軍に分かれていたキャンプを合同にした。

最終的にこうなってくれればいいという形を示し、その人にあった
やりやすい方法を探す。方法論は何も一つだけではないのだ。

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指導者にとっての本当の楽しみは、自分が教えた
選手の成長するプロセスを見守ることではないか。

質問されたことに関して、それなりの方法論を教えることはできても、
「これをやりなさい」と、こちらからは言えない。

いまよりもよいところに住みたい。贅沢もしたい。それを実現
するために、自分に対してどれだけハッパをかけられるかだ。

最も厄介なのは、言葉は悪いが、
感覚や時の勢いだけで物事に取り組む人だ。
そんな勢いは決して長続きしないことを覚えていてほしい。

本当にその選手を育てたいと思ったら、
「負けるなら負けてもいい。この試合はおまえに任せた」
と言ってやるのが大切だ。

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役割がはっきりしていれば、あとは全員で目標を目指して
前進するだけだ。難しいことは何もないだろう。

はじめにマイナス思考で最悪の結果を想定し、
そうならないような計画を立ててから組織や集団を動かす。
そして、全体の流れが軌道に乗ってきたと見るや、
プラス思考に転じて攻めて行く。

現実的には無理だとわかっていようが、
「うちは優勝を狙います。それだけの戦力はある」
と外に対して言えるのが、真の指導者なのだ。

どんにいいヒントを貰っても、
それを実行しなければ成果は上がってこない。

指導者は選手から能動性を引き出し、自分の野球に
自分自身で責任を持てる選手に仕向けておくことが肝要だ。
そのためには、練習の時から自分で考える習慣を身につけさせたい。

理由をきちんと説明して納得させることができれば、
どんな選手にも正しくやらせることができる。

何でもできる人はいない。

上司という立場にいるのなら、任せる部分はきちんと部下に任せて
おいて、あとはうまくそれらを機能させるというやり方を取るべきだ。

40本塁打してくれる大砲が貴重な戦力なら、
送りバントを100パーセント決めてくれる選手も大切な戦力だ。

基本に忠実に、普通のことを普通にさせた。
見る方はつまらないかもしれないが、それが上達の一番の近道

2011年11月22日、名古屋での退任会見より。