アンリ・ド・モンテルラン 8
1896年4月21日 - 1972年9月21日
フランスの小説家・劇作家。
ヌイイ=シュル=セーヌの貴族の家に生れ、厳格な宗教教育を受けたのち、第一次世界大戦に志願、重傷を負う。1920年処女小説『朝の交代』La Releve du matinを発表、1922年『夢』Le Songe...-ウィキペディア
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不幸な結婚の半数は当事者の一方が憐憫の気持ちからする気になった結婚です
「女性への憐憫」より
女性が結婚するのには大きな理由がある。しかし、男性が結婚する理由はひとつもない。郡棲欲が彼らを結婚させるだけのことである
「善の悪魔」より
人が軽蔑する事柄に成功することは、立派なことだ。それには、他人と自分とに打ち克たねばならないからだ
「断片」より
男はその情念が満足させられた時には女に興味をいだかない。女がこのことを初めて知った日こそ、彼女の生涯における悲劇のひとつとなる
「若い娘たち」より
女は恋の限界なしと雄弁に主張する。男は恋に限界がありと唱う
「若い娘たち」より
夫婦が喧嘩するのはお互いに言うことが何もないからである。それは両者にとって時間をつぶす一つの方法なのである
「若い娘たち」より
男女達の友情は、音楽とそれを生み出す楽器との関係です。男女間の友情は音楽です
「若き娘たち」より
- 銘無き石碑
夢想は不満足から生まれる。満ち足りた人間は夢想しない
「若き娘たち」より