伊集院光 4

1967年11月7日 - 日本のタレント

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ものごとを面白くするためのルールをいっつも考えてるんです

(出演時間が)短い時間だと“この人はいい人”とか決めて観ちゃうんだけど、長くなると“本当にいい人なの?”とか、
“こいつは自分を利口だと思っているけど、利口じゃない人”とか、
まさに人間の滑稽な部分がゆっくり見えてくるんですね。

世の中を妬んで、最終的に殺人を犯す人のニュースがあったとして、恵まれていない人が、
恵まれた人を妬むことに関しては肯定すべきだろうと思ってたんです。
『そういうときもある』と。でも人殺しだけは絶対否定しなきゃならない。
ただそこでコメンテーター陣が『自分の努力が足りないのに、なんで人を妬むんだ』
っていう空気になったときに『俺はわかります』って言えなかったんです。
『人を妬むところまではわかる』って。

人間って滑稽だ”ということが僕は好きなんですね。
どんなにカッコつけようが、偉大だろうが、普通にいる人だろうが。