0 コメント数 シェア 決心ができていれば、あなたの心にのしかかっている、たいていの問題は、その時、太陽の前の霧のように立ち消えてしまうものです どんな災難が起ころうとも、それは必ず消えていき、春となるのです 1 タグ
0 コメント数 シェア ある全く唯物論的な哲学者が次のような美しい言葉を述べている。われわれの目に入るあらゆる悲惨をわれわれみずからの恥とすべきだ、と。これはまた、損なわれていない心、富や貧乏のために冷酷になっていない心の持ち主がいだく自然の感情でもある。しかし、この不愉快な感情のために、多くの人は悲惨な光景を目撃するのを避けようとする。けれども、その逃避をほとんど不可能にしたのは、現代の社会主義の最も大きな功績の一つである。 『眠られぬ夜のために』(岩波文庫版40頁) 1 タグ
0 コメント数 シェア 人間はエゴイズムがつねに自分自身に悪い結果をもたらすものだということを、理性をもって十分に納得しないかぎり、たとえ信仰がそれを教えても、多くの場合、それは生活に実際的な影響を大して与えない弱々しいものにとどまる。しかし、その深い理解を得た人は、一大進歩をとげる。 『眠られぬ夜のために』(岩波文庫版40頁) 2 タグ
0 コメント数 シェア こころみに、しばらく批判することをすっかりやめてみなさい。そして、いたるところで、力の限り、すべて善きものをはげまし、かつ支持するようにし、卑俗なものや悪いものを下らぬものかつほろび去るものとして無視しなさい。そうすれば、前よりも満足な生活に入ることができよう。実にしばしば、まさにこの点に一切がかかっているのである。 『眠られぬ夜のために』(岩波文庫版67頁) 1 タグ