建築の名言

「観る」とはすでに一定しているものを映すことではない。
無限に新しいものを見いだして行くことである。だから観ることは直ちに創造に連なる。
しかし、そのためにはまず純粋に観る立場に立ち得なくてはならない。

『風土』

和辻哲郎 9

日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。『古寺巡礼』『風土』などの著作で...-ウィキペディア

その通り！！ - 銘無き石碑 2022-01-20 06:01:50 UTC

建築

短い木でも、2本を上手く接ぐことさえできれば、1本の巨木に優る。

胃の痛いのは自分の考え方で治るんじゃないの～

無能なやつほどたくさんの言葉をならべたてるものだ

歴史を知ることは、時代を変える理念を知ることでもなる。
逆を言えば、歴史意識の喪失は、理念の喪失につながっている。

建築は純粋な芸術でもないし、純粋な技術でもない。
時代の動きを反映した社会的な存在である。

住宅は天下の回りもの

人が住まう、そのためには建築を建て、集落を営み、都市を築く。それはどこか？
ほかでもないこの地球の上である。

竣工で完成とは思っていない。
そこに人が入って使われ続けるという、プロセスが連続するものが建築だと思っている。

未来はプリミティブである。
そして、建築はそのプリミティブな未来に形を与えることができると思うのである。

「観る」とはすでに一定しているものを映すことではない。
無限に新しいものを見いだして行くことである。だから観ることは直ちに創造に連なる。
しかし、そのためにはまず純粋に観る立場に立ち得なくてはならない。

フィールドワークからなにが見えるようになるのかといえば、
フィールドにある「もの」ではなく、「モノ」を通して自分自身を発見することなのである。

普通というのがくせ者で、実は無限の普通がある。

建築設計の第一歩は、やはり個人の内的な表現欲の発露に置きたい。
どうしても作りたいモノがあることが一番なのだ。

建築は断片にしか過ぎないけれど、断片としての意味は歴然として在る。
それを自覚した時に初めて、現在の建築家の存在の意味が浮上してくる。

創造の絶対性などはあり得べくもない。あるのは創造の相対性、関係性だけなのだ。

もし現在においても「建築家」という文化的概念が考えられるとするならば、
それは歴史家としての認識を持つ者でなければならない。

建築は実に創造的な現実の断片である。

現実は巨大な錯綜した森であり、個人の創造的身ぶりなどは音も立てずに呑み込んで、
アッという間にそれを現実（キッチュ）そのものを化してしまう構造を持っている。

歴史は古びることがない。歴史は滅びることもない。
すでに古び死んでいるからだろう

あらゆる学問は歴史化する
その領域が勢いを失えば歴史化の速度は加速される

建築は時代がたっても中古品になるとは限らず、文化遺産になりうる

親はなくても子は育つ。学ばなくても家は建つ。

あの虚構の都市が、どうしてかくも人を惹きつけるのか。
思うに、それは人間が、現実と同じ程度に虚構を必要とする生き物だからである

建築史の勉強は、つねに読んでいるか、歩いているかに尽きる

一日に二時間勉強しつづければ学者になれる

短い木でも、2本を上手く接ぐことさえできれば、1本の巨木に優る。

胃の痛いのは自分の考え方で治るんじゃないの～

無能なやつほどたくさんの言葉をならべたてるものだ

歴史を知ることは、時代を変える理念を知ることでもなる。逆を言えば、歴史意識の喪失は、理念の喪失につながっている。

建築は純粋な芸術でもないし、純粋な技術でもない。時代の動きを反映した社会的な存在である。

住宅は天下の回りもの

人が住まう、そのためには建築を建て、集落を営み、都市を築く。それはどこか？ほかでもないこの地球の上である。

竣工で完成とは思っていない。そこに人が入って使われ続けるという、プロセスが連続するものが建築だと思っている。

未来はプリミティブである。そして、建築はそのプリミティブな未来に形を与えることができると思うのである。

「観る」とはすでに一定しているものを映すことではない。無限に新しいものを見いだして行くことである。だから観ることは直ちに創造に連なる。しかし、そのためにはまず純粋に観る立場に立ち得なくてはならない。

フィールドワークからなにが見えるようになるのかといえば、フィールドにある「もの」ではなく、「モノ」を通して自分自身を発見することなのである。

普通というのがくせ者で、実は無限の普通がある。

建築設計の第一歩は、やはり個人の内的な表現欲の発露に置きたい。どうしても作りたいモノがあることが一番なのだ。

建築は断片にしか過ぎないけれど、断片としての意味は歴然として在る。それを自覚した時に初めて、現在の建築家の存在の意味が浮上してくる。

創造の絶対性などはあり得べくもない。あるのは創造の相対性、関係性だけなのだ。

もし現在においても「建築家」という文化的概念が考えられるとするならば、それは歴史家としての認識を持つ者でなければならない。

建築は実に創造的な現実の断片である。

現実は巨大な錯綜した森であり、個人の創造的身ぶりなどは音も立てずに呑み込んで、アッという間にそれを現実（キッチュ）そのものを化してしまう構造を持っている。

歴史は古びることがない。歴史は滅びることもない。すでに古び死んでいるからだろう

あらゆる学問は歴史化するその領域が勢いを失えば歴史化の速度は加速される

建築は時代がたっても中古品になるとは限らず、文化遺産になりうる

親はなくても子は育つ。学ばなくても家は建つ。

あの虚構の都市が、どうしてかくも人を惹きつけるのか。思うに、それは人間が、現実と同じ程度に虚構を必要とする生き物だからである

建築史の勉強は、つねに読んでいるか、歩いているかに尽きる

一日に二時間勉強しつづければ学者になれる

歴史を知ることは、時代を変える理念を知ることでもなる。
逆を言えば、歴史意識の喪失は、理念の喪失につながっている。

建築は純粋な芸術でもないし、純粋な技術でもない。
時代の動きを反映した社会的な存在である。

人が住まう、そのためには建築を建て、集落を営み、都市を築く。それはどこか？
ほかでもないこの地球の上である。

竣工で完成とは思っていない。
そこに人が入って使われ続けるという、プロセスが連続するものが建築だと思っている。

未来はプリミティブである。
そして、建築はそのプリミティブな未来に形を与えることができると思うのである。

「観る」とはすでに一定しているものを映すことではない。
無限に新しいものを見いだして行くことである。だから観ることは直ちに創造に連なる。
しかし、そのためにはまず純粋に観る立場に立ち得なくてはならない。

フィールドワークからなにが見えるようになるのかといえば、
フィールドにある「もの」ではなく、「モノ」を通して自分自身を発見することなのである。

建築設計の第一歩は、やはり個人の内的な表現欲の発露に置きたい。
どうしても作りたいモノがあることが一番なのだ。

建築は断片にしか過ぎないけれど、断片としての意味は歴然として在る。
それを自覚した時に初めて、現在の建築家の存在の意味が浮上してくる。

もし現在においても「建築家」という文化的概念が考えられるとするならば、
それは歴史家としての認識を持つ者でなければならない。

現実は巨大な錯綜した森であり、個人の創造的身ぶりなどは音も立てずに呑み込んで、
アッという間にそれを現実（キッチュ）そのものを化してしまう構造を持っている。

歴史は古びることがない。歴史は滅びることもない。
すでに古び死んでいるからだろう

あらゆる学問は歴史化する
その領域が勢いを失えば歴史化の速度は加速される

あの虚構の都市が、どうしてかくも人を惹きつけるのか。
思うに、それは人間が、現実と同じ程度に虚構を必要とする生き物だからである