太平洋戦争の名言

太平洋戦争

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夕空に輝く星も曇りなし
今宵限りの故郷の空かな

夕空に　輝く星も　曇りなし　今宵限りの　故郷の空かな
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

赤近忠三 10

旧海軍兵　回天特攻隊昭和20年6月12日沖縄近海に輸送される途中米潜水艦に撃沈...

荒波と共に碎けて寄せかへし
醜(しこ)住む國を侵しつくさむ

荒波と　共に砕けて　寄せかえし　醜(しこ)住む國を　侵しつくさむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

赤近忠三 10

旧海軍兵　回天特攻隊昭和20年6月12日沖縄近海に輸送される途中米潜水艦に撃沈...

若櫻二度とは散らじ男なら
かくこそ散らん玉と碎けて

若桜　二度とは散らじ　男なら　かくこそ散らん　玉と砕けて
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

赤近忠三 10

旧海軍兵　回天特攻隊昭和20年6月12日沖縄近海に輸送される途中米潜水艦に撃沈...

來る春の櫻と共に靖國の宮に薫らん若櫻花

来る春の　桜と共に　靖國の　宮に薫らん　若桜花
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

牧光広 2

神風特攻隊昭和20年2月21硫黄島方面海面にて特攻戦死。

君が代を千代に護れと祈るなり
行きて帰らぬ身は梓弓

君が代を　千代に護れと　祈るなり　行きて帰らぬ　身は梓弓
帰＝帰
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

松村嘉吉 5

神風特攻隊昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年25歳。

南西の海に散り行く戰友の後したひ行く靖國の宮

南西の　海に散り行く　戦友の　後したい行く　靖國の宮
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

松村嘉吉 5

神風特攻隊昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年25歳。

皇國(すめぐに)を思ふ心の血たぎりぬ
待つ甲斐ありて今ぞ飛び立つ

皇國(すめぐに)を　思う心の　血たぎりぬ　待つ甲斐ありて　今ぞ飛び立つ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

松村嘉吉 5

神風特攻隊昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年25歳。

大君のみたてとなりて出で行くに
後見ん心御代のあけぼの

大君の　みたてとなりて　出で行くに　後見ん心　御代のあけぼの
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

松村嘉吉 5

神風特攻隊昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年25歳。

今日も晴宇佐の空晴れ心よくちりて行かばや大君の辺に

今日も晴　宇佐の空晴れ　心よく　ちりて行かばや　大君の辺に
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

松村嘉吉 5

神風特攻隊昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年25歳。

指折りつ待ちに待ちたる機ぞ來る
千尋の海に散るもたのしき

指折りつ　待ちに待ちたる　機ぞ来る　千尋の海に　散るもたのしき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

伊捨堂用久 1

旧日本陸軍中尉　特攻隊昭和20年4月14日沖縄方面にて特攻戦死。享年26歳。

益良雄は泣かざるものを春島の峯も煙りてさだかに見えず

益良雄は　泣かざるものを　春島の　峯も煙りて　さだかに見えず
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

見まく欲(ほ)りわがする師(きみ)とゆくりなく
酒掬みにけり夢にはあれど

見まく欲(ほ)りわがする師(きみ)とゆくりなく
酒掬みにけり夢にはあれど
師＝ここでは大東塾塾長影山正治氏。
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

鐵(てつ)の上に唯一枚のケンバスを拡げて眠る兵を拜(をろ)がむ

鉄の上に　唯一枚の　キャンバスを　拡げて眠る　兵を拝ろがむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

昇る陽(ひ)の光あまねく身にうけて
神の子吾れが今立てるかも

昇る陽(ひ)の　光あまねく　身にうけて　神の子我れが　今立てるかも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

辞世
おほきみの醜(しこ)のみたての行く道を
今ぞ吾も行く心笑みつゝ

おおきみの　醜(しこ)のみたての　行く道を　今ぞ我も行く　心笑みつつ
自刃後懐中から発見されたもの。
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

我もまた名をぞ止めむみよしのの花の下なる壁のほとりに

我もまた　名をぞ止めん　みよしのの　花の下なる　壁のほとりに
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

橋口武秀 1

旧陸軍中佐昭和19年7月18日サイパンにて戦死。

降るにつけ照るにつけて思ふかなわが故郷の父母はいかにと

降るにつけ　照るにつけて　思ふかな　わが故郷の　父母はいかにと
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

福田憲海 1

旧海軍中尉　神風特攻隊昭和19年12月7日カモテス海方艦船に特攻戦死。享年21...

いざ征かん明日は御空の特攻隊
結ぶ今宵の夢は故郷

いざ征かん　明日は御空の　特攻隊　結ぶ今宵の　夢は故郷
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

牧光広 2

神風特攻隊昭和20年2月21硫黄島方面海面にて特攻戦死。

國を思ふ身もて打ち込む一鍬の刃切れも強し春の日うらら

國を思う　身もて打ち込む　一鍬の　刃切れも強し　春の日うらら
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

柿元義雄 6

旧日本兵昭和20年5月21日バクニンにて戦病死。享年21歳。現鹿児島大学農学部...

東雄の伝記(つたへ)讀む日の淺かりし
思へばかなし征く日の迫る

東雄の　伝記(つたえ)読む日の　浅かりし　思えばかなし　征く日の迫る
東雄＝佐久良東雄のこと。
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

柿元義雄 6

旧日本兵昭和20年5月21日バクニンにて戦病死。享年21歳。現鹿児島大学農学部...

益良雄の深きなげきを身にしみて
ひたぶる祈る神の御前に

益良雄の　深きなげきを　身にしみて　ひたぶる祈る　神の御前に
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

柿元義雄 6

旧日本兵昭和20年5月21日バクニンにて戦病死。享年21歳。現鹿児島大学農学部...

天皇(おほきみ)の八十(やそ)國原は霞こめさす日うらゝに春たけにけり

天皇(おおきみ)の　八十(やそ)國原は　霞こめ　さす日うららに　春たけにけり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

畏(かしこ)きや燦々(さんさん)として照り注ぐ天つ日のもと海平らなり

畏(かしこ)きや　燦々(さんさん)として　照り注ぐ　天つ日のもと　海平らなり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

生き死にのさ中に立ちてすめらぎのみくに思へば悲しからずや

生き死にの　さ中に立ちて　すめらぎの　みくに思えば　悲しからずや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

くろがねのみふねの中ゆ神つ代の姿したひて記(ふみ)讀む我は

くろがねの　みふねの中ゆ　神つ代の　姿したいて　記(ふみ)読む我は
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

西之園茂 11

旧海軍少佐昭和19年4月23日駆逐艦「天霧」の機関長。セレベス島近海にて作戦行...

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夕空に輝く星も曇りなし今宵限りの故郷の空かな

荒波と共に碎けて寄せかへし醜(しこ)住む國を侵しつくさむ

若櫻二度とは散らじ男ならかくこそ散らん玉と碎けて

來る春の櫻と共に靖國の宮に薫らん若櫻花

君が代を千代に護れと祈るなり行きて帰らぬ身は梓弓

南西の海に散り行く戰友の後したひ行く靖國の宮

皇國(すめぐに)を思ふ心の血たぎりぬ待つ甲斐ありて今ぞ飛び立つ

大君のみたてとなりて出で行くに後見ん心御代のあけぼの

今日も晴宇佐の空晴れ心よくちりて行かばや大君の辺に

指折りつ待ちに待ちたる機ぞ來る千尋の海に散るもたのしき

益良雄は泣かざるものを春島の峯も煙りてさだかに見えず

見まく欲(ほ)りわがする師(きみ)とゆくりなく酒掬みにけり夢にはあれど

鐵(てつ)の上に唯一枚のケンバスを拡げて眠る兵を拜(をろ)がむ

昇る陽(ひ)の光あまねく身にうけて神の子吾れが今立てるかも

辞世おほきみの醜(しこ)のみたての行く道を今ぞ吾も行く心笑みつゝ

我もまた名をぞ止めむみよしのの花の下なる壁のほとりに

降るにつけ照るにつけて思ふかなわが故郷の父母はいかにと

いざ征かん明日は御空の特攻隊結ぶ今宵の夢は故郷

國を思ふ身もて打ち込む一鍬の刃切れも強し春の日うらら

東雄の伝記(つたへ)讀む日の淺かりし思へばかなし征く日の迫る

益良雄の深きなげきを身にしみてひたぶる祈る神の御前に

天皇(おほきみ)の八十(やそ)國原は霞こめさす日うらゝに春たけにけり

畏(かしこ)きや燦々(さんさん)として照り注ぐ天つ日のもと海平らなり

生き死にのさ中に立ちてすめらぎのみくに思へば悲しからずや

くろがねのみふねの中ゆ神つ代の姿したひて記(ふみ)讀む我は

夕空に輝く星も曇りなし
今宵限りの故郷の空かな

荒波と共に碎けて寄せかへし
醜(しこ)住む國を侵しつくさむ

若櫻二度とは散らじ男なら
かくこそ散らん玉と碎けて

君が代を千代に護れと祈るなり
行きて帰らぬ身は梓弓

皇國(すめぐに)を思ふ心の血たぎりぬ
待つ甲斐ありて今ぞ飛び立つ

大君のみたてとなりて出で行くに
後見ん心御代のあけぼの

指折りつ待ちに待ちたる機ぞ來る
千尋の海に散るもたのしき

見まく欲(ほ)りわがする師(きみ)とゆくりなく
酒掬みにけり夢にはあれど

昇る陽(ひ)の光あまねく身にうけて
神の子吾れが今立てるかも

辞世
おほきみの醜(しこ)のみたての行く道を
今ぞ吾も行く心笑みつゝ

いざ征かん明日は御空の特攻隊
結ぶ今宵の夢は故郷

東雄の伝記(つたへ)讀む日の淺かりし
思へばかなし征く日の迫る

益良雄の深きなげきを身にしみて
ひたぶる祈る神の御前に